実は鉄道少年です(でしたか)。という訳で今回の新幹線の事故はショックでした。新幹線といえば安全というイメージが強いでしょ、「安全神話」という半ば揶揄した言葉もありますけど。
それが今回の事故です、パンタグラフがすっ飛んで、架線(ちなみにがせんと呼ぶとプロっぽいのですが)が切断、沿線火災が発生、その結果長時間にわたる運転停止。
その原因がパンタグラフを留める4本のボルトすべてのつけ忘れと言うのですから何をかいわんやです。それ以上にひどかったのが当事者であるJRの釈明会見、今後の事故再発を防止するため部品管理を徹底するとのこと、要するにもしボルトが4本残っていたらそれはどこかに付け忘れているのだから再確認できるということらしいのだけれど。
大変残念だけれども何か勘違いしていませんか、それで事故がなくなるはずがない。必要なのは作業している人の資質をどうやって高めるかなのにそれがわかっていない。はなはだ乱暴な意見ではありますが、今回ボルトを付け忘れた人と同じレベルの人を部品管理に当てたとしたら同じミスを繰り返すでしょう、つまり4本数が合わなくてもそのままオーケーサインをだしてしまう、これでは事故はなくなりません、事故が起きる確率は下がるにしても。
ではどうすれば、確かに人間がしている限りミスはなくなりません、だからといってそこで開き直っては見もふたもない、どうするか。それはやはり実際に作業される人に二つのことを求めることです。ひとつは自分がしていることの目的を理解させること、そして想像力をもってもらうことです。
今回の事故も作業をした人がその作業の目的を理解し、それがきっちとされなかったときに起こる最悪の事態を想像することができていたなら起きなかったでしょう。
人的要因による事故を防ぐのは当事者本人の資質を高めること、それをフォローする雇用者の責任だと思うのですが、JRの記者会見はちょっとさびしいものがありました。

0 ResponsesLeave a comment ?