会社の求人広告、ホームページを見てよく聞かれるのが「軽作業(つけまつげの作成)」についてです。
つけまつげ作りってなんなんですかと、これは本当に手作業でつけまつげを作るのですと説明すると、びっくりされて「印刷業界のなにか専門用語なのかと思いました。本当につけまつげを作るんですね」と妙に感心されてしまいます。
確かに印刷業を営んでいるはずの会社がまつげ作りとは考えにくいのでしょうが、「つけまつげ」というのが印刷業界の業界用語(隠語)と考えてしまう発想力もすごいと思います。
お寿司屋さんでお茶のことを「あがり」と呼ぶのはもうごく一般的になっていますが業界ごとにそれぞれ独自の業界用語があるんでしょうね。では印刷業界人ぽく見える言葉づかいをひとつお教えしましょう。
それは「スミ」です。黒色のことを印刷業界では「スミ」という言い方をします。「黒一色で印刷して」というかわりに「スミイチでお願いします」というように使います。ちょっとそれっぽいでしょ。
それでもいろいろあるもんで、僕より20歳くらい年上の印刷屋さん(それだけ業界歴も長い)と打ち合わせをして、最後に「じゃあ刷りはスミ一色で」と確認したところ、あわてて「違う、違う、スミじゃなくて黒で印刷して」と言われててしまいました。うーん、言葉は難しい。